エントリーENTRY

INTERVIEW 02

「チームで働くこと」をモットーに
妥協を許さない高品質な製品作り

金型加工チーム

人と自分を大切にしてきたからこそ、多くの感謝がある

H・Tさん
今年で自分は18年、K・Tさんは17年目と、サンユーの中でもかなりの古株になりましたね。
K・Tさん
そうですね(笑)
H・Tさん
お互いに色々あったと思いますが、ここまでK・Tさんがサンユーで働いてこられた理由は何ですか?
K・Tさん
一番は仲間を持ったからですかね。入社したての頃からアドバイスや叱咤激励してくれる人たちがいたり、今だと自分のことを信じて頼ってくれる人たちもいるので、それが自分の中では強いですね。
H・Tさん
仲間の存在は大きいですよね。自分も頼れる先輩と良い後輩がいたからやってこれたと思ってます。
K・Tさん
実は入社してまもない頃、自分が作業ルールをないがしろにして、当時上司だった方にすごく怒られて。その時腹が立って反発してしまったんです。でも、こうして教育する立場になって振り返ると、叱ってくれたのには理由があったのだとわかりました。危ない思いをして欲しくない、作業が上手くできるようになって自信をつけてほしい、色々考えて叱ってくれたんだなと。今思うとすごく申し訳ないですし、それ以上に感謝しています。
H・Tさん
そうだったんですね。怒られたことってその時はマイナスに捉えがちですけど、振り返るとちゃんと理由があって、自分のために言ってくれていたと思うと考え方も変わりますよね。
K・Tさん
おっしゃるとおりです。それに他の部署との連携が取りやすい環境というのも長続きする理由ですね。基本部署が離れると壁ができやすいんですが、会社自体に情報共有を大切にする意識が根付いているので、別の部署の人とも話ができるのは良い点だと思ってます。
H・Tさん
K・Tさんも一役買ってくれていますからね(笑)
K・Tさん
いえいえ(笑)まぁ、情報共有が全体でできるとミスも減りますからね。そういう意味でも働きやすい環境だと思います。
H・Tさん
あと、自分は当たり前ですけど体調管理をしっかりしていたからですね。これは身体のことだけでなくて精神面も含めて。仕事ってどうしても楽しいことだけじゃなくて、辛いことや苦しいことも起きてしまうので。そういう時に抱えたストレスを発散するためにも、なんでも良いので没頭できる趣味を持つのが良いと思いますね。
K・Tさん
そういう気分転換ができる趣味って大事ですよね。ちなみにH・Tさんのご趣味は?
H・Tさん
僕はスキーですね。雪がある限りは毎週行きます(笑)
K・Tさん
毎週!?(笑)
H・Tさん
そうですね、シーズン中はほぼ毎週です。そういえばK・Tさんといえば仕事だけでなく、飲み会でも活躍されているそうですが。
K・Tさん
うっ。まぁ、そこまで頻繁に飲みに行っている訳ではありませんが、時々仲のいい人と行っています。あと、会社全体での集まりも毎年あって、その時はいろんな人と話せる機会になるので楽しいですね。

「チームで働く」にやりがいがある

K・Tさん
長年働いていると仕事との向き合い方にも「自分」が出てくると思いますが、H・Tさんの仕事するうえで心掛けていることを聞いてもいいですか?(笑)
H・Tさん
そうですね、仕事はチームでするものだと思っているので、仲間を大切にすることですかね。それに加えて、仲間のことを思うと後工程に迷惑をかけない部品を作ることも大切だと思います。
K・Tさん
自分も同じですね。後工程のことを考えて最善を尽くす。それとミスや不良を人のせいにしないというのも心がけています。失敗した時ってどうしても何かのせいにしたくなるんですけど、それだと自分が成長しないんですよ。技術的にもそうですし、精神的な部分でも。だから自分の何ができてなくてミスが起きたのか、どうすれば改善できるのかは考えるようにしてます。
H・Tさん
それもすごく大事ですよね。自分も出来る限り品質の良いものを作るように意識してます。時間的に限界はありますが、それでもきれいな製品を提供したいという気持ちは大事にしています。こういう思いで作業をして後工程に渡せたら、全体の不良も減るだろうと思っています。
K・Tさん
ウチのこだわりのひとつでもある外注ではない自社で製作した金型を使う体制が、精密プラスチック部品を作る際の細かな微調整にも早い対応ができる理由だと思います。それに、良い意味でプライドを持って仕事をしていると、他の作業や工程がスムーズなった時や別部署の仲間から感謝された時嬉しいですよね。
H・Tさん
はい、まさにやりがいですね。もっと良い仕事しようと思える瞬間かもしれません。
K・Tさん
どの部署でもそうですけど、「上手くなりたい」や「良いもの作りたい」という向上心はずっと持っていて欲しいですね。
H・Tさん
自分も入社したての頃は加工不良が多かったんですが、何度もチャレンジしているうちに、自分でわかることも多くなったので。それに色々経験すると「こうしたらうまくいくのか」や「ここで前はミスしたから今回はしないように」みたく、自分の中で必ず活きてきますよね。
K・Tさん
ですね。だからこそ、後輩たちが新しいことにチャレンジしたいという時は、できる限りサポートしてあげようと思いますね。そういう環境づくりが大事だとも。

仲間の長所を分かちあえる職場

H・Tさん
こうして振り返ってみると、自分は失敗の方が思い当たりますね(笑)(笑)
K・Tさん
いやいや、H・Tさんはいいところたくさんありますよ。
H・Tさん
本当ですか?(笑)
K・Tさん
例えばパーツを作る工程での妥協を誰よりも許さないところ。ちょっとした部分、まぁ大丈夫だろうと気を抜きがちな部分でも、ちゃんと納得できるまで触ったりチェックしたりする姿勢には、いつも勉強させてもらっています。
H・Tさん
それは確かにしてますね(笑)
K・Tさん
仕事にある程度慣れてしまうと、ちゃんと基準を満たしていたら「こんな具合でいいか」と思いがちなんですよね。それ自体手を抜いてるわけではないので悪いことではないのですが、H・Tさんはそれをしないじゃないですか。出来る限り後工程の人が楽になるように、品質の高いものを作れるように、とにかくパーツに対して誰よりも向き合っていて。その姿を見てると、やっぱり尊敬しますね。実際、ちょっとでもおかしいと思うところがあれば気付かれていますし。普段から本当によく見ておられるんだと思います。
H・Tさん
ありがとうございます(笑)でも、それをいうならK・Tさんにもいいところありますよ。人に好かれやすいところや、いろんな部署を手伝いにいけるところはすごいと思います。行った先でただ仕事をこなしてくるだけではなくて、行った先のチームに馴染んで仕事しているところも尊敬しています。(笑)(笑)
K・Tさん
確かに普段からいろんな工程へ行ってますね(笑)
H・Tさん
今の僕のこともそうですが、K・Tさんは一人ひとりのことをちゃんと見てくれていますよね。そう周りが理解しているからこそ、困った時も相談しやすいんでしょうね。それにK・Tさんもポイントをしっかり押さえていて、行った先でもちゃんと結果を出しておられますし、チームの仲間として誇らしいですよ。
K・Tさん
ありがとうございます(笑)自分としてはいろんなところに行って手伝うとその分経験になりますし、風通しのいい職場環境作りに繋がるんじゃないかとも思っています。
H・Tさん
K・Tさんみたいにチームを越えてコミュニケーションをとってくれる人はなかなかいないので、やっぱり貴重な存在だと思いますね。
K・Tさん
いい長所がありましたね、お互いに(笑)
H・Tさん
やっぱり自分自身のことになるとなかなか気付きませんね(笑)今後はこういった話し合いも、チームを越えてしていきたいですね。

Deprecated: PHP Startup: Use of mbstring.internal_encoding is deprecated in Unknown on line 0